やっている事に意味を持たせたい。こう考えたのは15年以上も前の事。
名前の知れたブランドのものを着て、あるいはそういう物を買い回って、あるいは仕入れて。
そんな事をしている自分が嫌で、この店を創ったときには
中古のギターと、自分でプリントしたTシャツしか置いていませんでした。
少しずついろいろな事に気付き、いろいろ失敗をして、そして勉強して
何となく、その「意味」という形のないモノに形をつける作業に近づいてきた気がしています。
ファッションという事に対して、自分はこう思うという哲学のようなものを持ってしまうと
なかなか世間でいう「売れ筋」というものが創れなくなります。
それは、その売れ筋というのは、情報からできていて、中身のないものなんではないかと考えてしまう事が原因と思っています。
時代はものすごいスピードで過ぎていき、すぐに違う時代がやってきます。
しかし、時代がアナログ的な所から離れれば離れる程
analogと名付けたこの店は、「稀少」という意味合いでの大きなトリガーを持つ事になるでしょう。
5月末に向けて、大きな打ち出しを一つするつもりです。常識の範囲での洋服屋というのを創造すると「えっ」と思う方もいると思いますが
常識の外側というある種の衝撃がこの店の面白さなのかもしれません。
そして今日は、いつ兄弟喧嘩がはじまるかという緊張感で見ているほうがドキドキしたバンド
OASISのギャラガー兄弟の弟、リアム・ギャラガーが手掛けるブランドプリティーグリーンより2つの品番が届きました。
実店舗では明日から店頭に、web siteには明日20時頃から販売開始できるように準備を進めています。