4月末に行う個展の準備をしていました。
最初に取りかかったのはフラッグから。
内容は、このお店をつくる17以上前から手掛けているハンドプリントでの個展。
analogの17周年に合わせて、一旦今までの考え方、振る舞いなど全てにおいてくぎりをつける為に行います。
世の中がどんどん変わっていく中、昔からのやり方は貴重なもので貫かなければいけない所もあります。
しかし、変えなければいけない所も沢山あるでしょう。
いつから洋服と呼ばれる海外の文化を取りいれて、どのように運営されてきたか。
洋服屋は、洋服屋であって良いのですが
例えていうなら、メールとLINEは同じ事ができるけれどもその定義が違うように
洋服屋は洋服屋であっても、新しい定義を用いなければならない時代に入りました。
「やっている事は同じだけれども、定義を変える」
こういう取り組みを本格的に開始します。
その為に、錆び付いた自分の考えを一新しなければなりません。
そして、頭の中にある考えを出しきってコップの中の水を全て空にしなければ
この定義を変える事は難しくなるでしょう。
ですから、この個展は全ての事を出し切るイメージで考えています。
アメリカ海軍の教えに「海に放り出されたら、うごかず、何もせずに浮いていろ」というのがあります。
動けば動くほど、体力を消耗し、いずれ溺れる。
お店にも同じような時があるのではないでしょうか。
しかし、今はそういう所を乗り越え
大きく活動する時期に入ります。
その前に、全力で過去のやってきた事と決別し、またそれを権威に変える時だと考えています。
4月末の個展。日程など決まりましたらまたご報告致します。