１００年前の吊り編み機を使い編み上げたTシャツ。
吊り編み立て機は現在の高速編立て機と違い、表糸、裏糸合わせて４本の糸をゆっくり編みたてるので
（高速織機は９０本以上）独自の柔らかく着心地の良い生地が出来上がる。
明治終わりから大正始めにかけてヨーロッパから日本に伝えられた大変味わい深い吊り編み立て機。
この吊り編み立て機は日本には２００台ほどしか残っておらず、とても希少な機械となる。
実際、高速編み機（現在の技術では１０００本の糸を使い短時間で生地をつくる）の製品のほうが、はるかに丈夫である。
しかし、職人が針を整えながらつくる吊り編み機の製品に人気が集中するのは、
そのアナログ的な人間らしさだろう。
編む時のテンションが弱い為、ふんわりと仕上がる所が良い部分であるが
実際は、洗っていくうちに斜こう（斜めによれる）や小さな穴が開いてくるのだ。
しかし、古く調子の悪い車が無性にかわいい感覚に似ているのだろう。
そういったイメージで、とても良い製品だと僕個人は思う。
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ちなみにグーグルで「斜め」と検索すると、こんなになります。
業界的なお話をすると、吊り編み機の生地は予約制となり
約２ケ月に一度しか上がってきません。そこで弊店analogでは、web上で受注会（予約会）として商品を紹介しています。
（実店舗では、揃う限り店頭に並べております）
取扱いを始めてから７年。
通算で１万枚のご注文を承っているENTRY SGの製品。
日本製にこだわった商品です。
＊只今１０月度受注会の準備中でございますので、本日９月２３日夜にはご予約を受けさせて頂ける予定でございます。
また、実店舗にも可能な限りの在庫を確保しておりますので宜しければ足をお運び下さいませ。
＊２０１７年４月２４日更新：実店舗にて引き続き展開をしております。皆様からのご要望にてお取り寄せも可能ですのでスタッフまでお声掛け下さいませ。